末梢血移植

2010年04月08日

こんばんは。ピーシーフィットの福井です。

今日の新聞で『末梢血移植』の記事がありました。

読売新聞より抜粋

白血病治療、末梢血移植 血縁者以外も

骨髄移植推進財団は、白血病治療のため、健康な人の血液(末梢(まっしょう)血)から血液のもとになる造血幹細胞を取り出して患者に移植する「末梢血幹細胞移植」について、控えていた非血縁者間の移植を今年10月から実施する方針を固めた。

 末梢血移植は、海外では白血病治療の主流となっているが、国内では2002年に提供前に幹細胞を増やす薬の注射を受けた女性(63)が急性骨髄性白血病を発症して死亡。薬の安全性に懸念が示され、移植は血縁者間に限定されていたため、年間500件前後にとどまっている。

 このため、厚生労働省研究班などは、幹細胞を提供した3264人を最長5年間追跡調査。その結果、白血病の発症例はなく、「薬と白血病の因果関係は否定できる」と結論づけた。

 財団は厚労省の了承を得た後、運営する日本骨髄バンクの登録者(約36万人)の中から提供者を選定。年内は5~10施設に限定して1~2件を実施する。来年は15~20件を実施する方針で、5年後以降は160施設体制で、非血縁者間の骨髄移植(年間約1200件)並みの移植を目指す。

 研究班の宮村耕一・名古屋第一赤十字病院部長は「現在は骨髄バンク登録患者の4割しか移植を受けられていない。実現すれば、大きな前進」と話している。

末梢血幹細胞移植 
 腕の血管から成分献血の方法で血液のもとになる幹細胞を集めて、白血病患者に移植する。全身麻酔をして骨盤に刺した注射針から骨髄を抜き取る骨髄移植に比べ、提供者への負担が少ない。

以上

末梢血移植
確かにドナーとなりましたが、全身麻酔での危険性、仕事を休む、手術以外にも通院、健康管理、
色々問題というか、不安というか、正直かなり悩むと思います。

けれども、これで、これだけで助かる命がある!と思えば私の場合、苦になりませんでした。

回復した方のお手紙を頂き、それを読むとドナーになって良かった。助かって良かった。
ホントにそう思います。

危険を回避して、助かる命が増えるなら、今回の末梢血移植をどんどん推進して頂きたいと思います。


巨人のコーチで木村拓也コーチが37歳で亡くなりました。

まだまだこれからの人だと、子供さんもまだ小さいであろう。

ホントに残念です。

しかし、くも膜下出血で亡くなられた方も多いかも知れませんが、白血病の場合、もっと若くして
途絶えてしまう命もあります。

小さい子供もなかもしれなし、小さな子供を残して亡くなられる場合もあります。

しかし、治る可能性もある病気です。こうして簡単に助けられるかも知れません。

医者じゃない人が助けられる病気でもあります。

骨髄バンクに登録お願い致します。







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この記事へのコメント
なにか、熱いものを感じました。知り合いのお母さんも、白血病です。

私は献血が出来ない位だから、ドナーに適さないのは、分かってますが、何か私にもって、臓器提供者カードをいつも、かばんに入れてます。
自分の身内に同じ血液の病気を持っているなら、私はやはり、見守る事と、ドナーが見つかる事を願うしかないでしょう。
私が脳死をしたら、全臓器提供するつもりです。

健康は何よりの宝ですね。
Posted by めだかちゃん at 2010年04月09日 16:57
めだかちゃん様

白血病って年令に関係なく、患う病気みたいです。

ホント廻りを見渡すと、一人や二人位居そうです。

他でも言いましたが、人それぞれで出来ることだけで良いと思います。

臓器提供もそうです。これも出来そうで中々出来ない事だと思います。

そう思えるめだかちゃんは立派だと思います。
Posted by PC-Fit at 2010年04月09日 22:47
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